頭皮が赤い・かゆいときの原因と改善方法

頭皮が赤い

地肌がかゆい

赤いできものがある

これってなんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

頭皮のできものといっても、その種類は様々です。放って置いても、知らぬ間に治るものもあれば、すぐにでも皮膚科に行くべきものもあります。

それではその症状や原因を解説していきましょう。

頭皮が赤い・かゆいときのと原因と改善方法

頭皮が赤い。原因は?

健康な状態であれば青白いはずの頭皮ですが、頭皮環境によっては色が変わることがあります。どういうことでしょうか。

頭皮が赤い理由 その1「炎症を起こしている」

丘疹(きゅうしん)・・・かゆみがあり、水ぶくれになりやすい

症状

・ポツンと盛り上がっている。

・じゅくじゅくしている

・水ぶくれになっている

かゆみを伴うことが多いので、かきむしってしまうと湿疹が広範囲に広がったり、化膿してひどくなってしまいます。少しプチっとなってるかな…くらいの軽いうちに病院で診てもらうと、治りが早いです。頭皮ニキビも、この丘疹になります。

毛のう炎、毛包炎・・・かゆみや痛みは伴わない

症状

・毛穴が赤くぶつぶつしている


黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などが毛穴に入り込んで、毛穴が赤くブツブツとした状態になったもの。数日経てば自然治癒します。

頭皮にできものができる原因とは?

頭皮に湿疹ができる原因は、汗などの外的刺激です。また、シャンプーでゴシゴシとこすりすぎて頭皮を傷つけたり、シャンプー液のすすぎ残しも原因となります。

汗をかいたらしっかり洗い流し、枕カバーなど髪に触れるものはつねに清潔にする、シャンプーはしっかりと泡立てて力を入れずに洗うといったことを心がけましょう。

脂漏性皮膚炎

症状

・皮膚がただれ湿疹(皮膚の炎症)ができる

・かゆみを伴いフケがでる


皮脂が増加することによって起こり、20代~30代に多くみられます。

誰の皮膚にも“マラセチア菌”という常在菌が存在していますが、これは皮脂をエサにしている菌で、皮脂が過剰に増加すると、マラセチア菌も大量に繁殖してしまいます。

マラセチア菌は皮脂を遊離脂肪酸に分解する働きがあり、脂肪酸が刺激となって皮膚に炎症を引き起こす。炎症を起こすと湿疹やかゆみが出るだけでなく、皮膚が早めに剥がれるのでフケが目立つようになります。また、皮脂が酸化して嫌なニオイを引き起こします。

原因としては、ハードワークやストレスなどの生活習慣の乱れが大きいといわれています。

カフェインの摂り過ぎ、お酒の飲み過ぎ、糖質の摂り過ぎに注意しましょう。

夜更かしや睡眠不足も皮脂を分泌させる原因となります。

膿痂(のうか)湿疹

症状

・軽い皮膚の湿疹(皮膚の炎症)

・かゆみを伴いフケがでる


膿痂は「とびひ」と言われる湿疹の仲間です。軽い炎症でかゆみが出るため、頭皮を強くかきむしってしまい、爪で傷をつけてしまうと、傷から細菌が入り感染が拡大してしまいます。

膿痂湿疹になると、フケが多くなり目立ちます。早めに病院で受診しましょう。

頭皮の乾燥(皮脂欠乏性皮膚炎)

症状

・頭皮がカサカサになりかゆみがでる

頭皮を守る皮脂膜が減ることにより、保湿ができずに乾燥してしまう症状です。

シャンプーは保湿効果が高いものを選びましょう。

朝シャンはなるべく避けてください。頭皮を守る皮脂は、睡眠中にゆっくりとじわじわ出てきます。

その皮脂を朝出かける前に流してしまうと、頭皮のバリア効果が失われてしまいます。

 

頭皮が赤い理由 その2「皮膚疾患」

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

症状

・盛り上がった赤みができる

・かさぶた状の白いカサカサができる

まだ原因の解明されていない皮膚疾患。

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)とは?

乾癬は、本来自分の体を守るために備わっている免疫システムが過剰に反応することで起こる病気です。過剰に反応したことで炎症が起こり、皮膚の新陳代謝が早まるため、皮膚症状があらわれます。

かゆみがあることもあれば、ないこともあります。頭皮だけでなく全身にも出ますが、頭皮の場合は、脱毛して薄毛の原因になる場合もあります。

治療の他、自然に改善することもありえますが、完治は難しいと言われています。悪化して脱毛することも考えられるので、兆候が見られたら、すぐに病院で受診した方がいいでしょう。

頭皮が赤い理由 その3 「日焼け」

日常生活の中で起こり得る赤みの原因としては紫外線による「日焼け」も考えらえます。

日焼けでダメージを受けたところへ雑菌が増えれば、頭皮が炎症を起こしてかゆみを伴うこともあるのです。

とても怖い紫外線!?

日光からの紫外線は体内にビタミンDを生成するといったプラスの影響を与えてくれる反面

・皮膚がん

・シミ・そばかす

・身体を酸化させる

・老化を促進させる

といった悪影響を及ぼすことが明らかにされています。

頭皮を紫外線から守るためには、帽子や日傘を使うようにしましょう。

帽子や日傘を使えないときは服用タイプの「日焼け止めサプリ」もありますのでチェックしてみてください。

日焼け止めのサプリはこちら

頭皮湿疹の正しいケア方法は?

では、頭皮に湿疹が生じた場合、どのように対処すべきでしょうか。自分でできるセルフケアから、病院での治療まで伺いました。

【皮膚科医がおすすめするシャンプーと正しいシャンプーのやり方】


頭皮湿疹ができてしまった場合

大切なのは、頭皮の脂をしっかりと落とすことです。

シャンプーも、地肌の汚れをしっかり落とせる種類のものを選びましょう。

シャンプーにはダメージケア、くせ毛ケアなど様々ですが、“スカルプ(皮膚)ケア”を謳っているものを選びましょう。

また皮脂の多い人は石鹸シャンプーや高級アルコール系の洗浄力が強いシャンプーを使いましょう。

乾燥しがちな人は皮脂を落としすぎない保湿成分のあるシャンプーを選ぶなど、自分の肌質にあったものを使いましょう。またシャンプー後はツバキ油などで頭皮を潤わせてあげるのも頭皮環境に良いでしょう。

シャンプー時の注意

シャンプー時に気を付けないといけないのが、頭皮をあまりこすらないということ。

ゴシゴシと力を入れてしまうと、傷ができる可能性があります。さらに湿疹が悪化することに。

泡そのものに汚れを吸い取ってくれる作用があるので、しっかりと泡立てて、頭皮をやさしく「なでる」だけでも十分に汚れは落ちます。

頭皮環境を整えて 髪も健康に

頭皮の健康は、毎日の生活から。

では、頭皮の健康はどうやって維持すれば良いでしょうか。

ヘアケアは適度に!

頭皮の赤色が気になるからと言って、1日に2度も3度もシャンプーをする必要はありません。

洗いすぎると逆に乾燥して皮脂が多く出すぎることもありますので、通常、シャンプーは1日1回で充分です。

また、ビタミンCなどを豊富に含んだサプリやヘアトニック、育毛剤も適度に使うとなお良いでしょう。

ストレスを減らすことも健康への一歩

ストレスが溜まると自律神経を乱して血行不良や皮脂の過剰分泌などを起こし、頭皮や頭髪にも悪影響を及ぼします。
日常生活からストレスを減らすように、好きな趣味に時間を当てたりしましょう。

また、良質な睡眠をしっかりとり、バランスの良い食事、適度な運動、衛生的な生活を心がければ、頭皮や髪の毛のためだけではなく心身全体の健康につながります。


髪は頭皮から。頭皮は体全体から。あなたの心身の健康が何よりの薬と言っても良いでしょう。

なかなか治らない・ちょっと心配になったら・・・

なるべく早めに皮膚科へ
軽い頭皮湿疹は、誰にでも起きるものです。そのほとんどは、数日経てば自然と自己治癒します。

しかし、なかなか治らない場合は、その多くがかきむしって頭皮を傷をつけてしまっていることがあります。

するとそこから細菌が感染し炎症が拡大したり、症状が悪化してしまうのです。

頭皮湿疹で最も大切なことは、早めに治すということです。

症状が軽いうちなら、薬ですぐに治ります。また、皮膚科でもらった薬を常備しておけば、“頭がかゆい”と思ったときに、ささっと塗布することもできるので、早めに皮膚科を受診してください。

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