亜鉛は髪の毛に必要な栄養素?亜鉛効果で薄毛は改善できるのか?

「亜鉛が髪に良い」って聞いたことがありますか?

特に薄毛で悩んでる方は、薄毛対策を調べていると1度は出てくるワードだと思います。

「薄毛に効く亜鉛サプリ」などの広告をAGA(男性型脱毛症)が気になる方ならよく目にするはずです。

この記事では「亜鉛」が体にどんな働きをもたらしてくれるのかを解説します。

亜鉛は髪の毛に必要な栄養素?亜鉛効果で薄毛は改善できるのか?

亜鉛とは

それではまず「亜鉛」とは何なのか?亜鉛について詳しく説明します。

亜鉛=Zn(元素記号)

亜鉛とは青味を帯びた銀白色の金属であり、人体に必須なミネラルの1つです。

私たちが食べる植物や動物の中にも含まれています。

人間の体内にも亜鉛は含まれていて、成人だと体内に約2g含まれています。

成人では筋肉と骨中に多く含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの臓器にも存在し、さまざまな酵素の構成要素となっています。

 

亜鉛の主な働き

① 酵素の組成を担う

酵素とは、体内のあらゆる化学反応に対して触媒として機能してくれるタンパク質のこと。

簡単に説明すると、食べ物を消化したり栄養を吸収したりと体内で起こるあらゆる働きを酵素がすべて担当しています。

髪の毛の合成に必須な物質

食べ物を消化したり、栄養を吸収するなどの酵素の働きを助け、酵素を構成したり、酵素を維持するのにかかせない物質が亜鉛です。

つまり亜鉛がなければ、食べたものが栄養として体に吸収されなくなるということです。

ということは、髪の毛を合成すにも亜鉛が必要だということです。

② 細胞分裂を担う

亜鉛は胎児や成長期の子供には欠かせない重要な栄養素です。

亜鉛は亜鉛たんぱく質としてDNAの製造に大きく貢献してくれています。

亜鉛は細胞分裂も担っています。

③ 免疫機能の維持

亜鉛はウイルスを攻撃する免疫細胞であるT細胞やNK細胞を活性化する働きがあります。

④ 生殖機能の維持

亜鉛は男性の精巣部分に多く存在し、精子の製造に大きくかかわっています。また精力にも関係する男性ホルモンのテストステロンの合成に関与する酵素の合成も担っています。

⑤ 味覚を維持

亜鉛は舌にある味を感じる味蕾(みらい)細胞を作るのに必要な物質です。

味蕾細胞は約30日で新しい細胞へと入れ替わります。亜鉛が不足すると味蕾細胞の新陳代謝がうまくできず、味覚障害を引き起こします。

亜鉛は体を作る必須ミネラル

このように私たちの体は亜鉛という必須ミネラルのおかげで成り立っています。

体内のあらゆる変化に加担していることがわかりますね。

髪の毛を合成するうえでもかかせない物質ということなんです。

亜鉛が不足で脱毛する?

ではもし亜鉛の摂取量が不足すると脱毛してしまうのでしょうか?

そうです!亜鉛が不足すれば、髪を合成する機能が損なわれてしまい毛が細くなったり、抜けてしまうのです。それだけではありません・・・

亜鉛が不足すると?

亜鉛が不足すると、細胞分裂がうまく行えなくなり、成長障害が起こります。

また、亜鉛は味を感じる味蕾細胞がうまく作れず、味覚障害になる可能性があります。

脱毛や味覚障害の他にも、貧血、食欲不振、皮膚炎、生殖機能の低下、慢性下痢、免疫力低下、低アルブミン血症、神経感覚障害、認知機能障害などのさまざまな症状が現れてしまいす。

お酒の飲みすぎに注意!

お酒に含まれるアルコールは亜鉛を体内から排出してしまいます。

少量なら問題ありませんが、毎日のように大量のお酒を飲むことは控えましょう。

インスタントラーメンに注意!

インスタントラーメンなどの加工食品に多く含まれる食品添加物は、亜鉛の吸収を阻害します。

食べ過ぎると亜鉛欠乏になる場合もありますので、栄養バランスの良い食事をとりましょう。

亜鉛の摂りすぎに注意!

亜鉛の摂りすぎは健康に悪い影響を及ぼします。

亜鉛サプリなどの過剰摂取や、日常的に高濃度の亜鉛を摂取することは、良性の前立腺肥大リスクを増加させる可能性があります。

通常の食事による、亜鉛の摂取であれば問題ありませんが、亜鉛の含有量が多い(牡蠣など)偏って食べ過ぎたりしないようにしましょう。

亜鉛の必要摂取量

年齢に応じた1日の亜鉛推奨摂取量です。

厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』より引用

日本人の成人男性であれば11mg、女性であれば8mgが1日の摂取推奨量となります。

亜鉛を多く含む食品

亜鉛を多く含む食品は

魚介類、肉類、藻類、野菜類、豆類、種実類があります。

100mg中の亜鉛含有量めやす

  • カキ – 13mg
  • うなぎ蒲焼-2.7mg
  • レバー – 6mg
  • 牛肉 – 4mg
  • 小麦 – 4mg – ただし土壌により、1/10にまで下がる場合がある[要検証 – ノート]
  • チーズ – 3mg
  • 納豆 – 3mg
  • エビ – 2mg
  • 卵 – 1mg
  • 牛乳 – 0.4mg

※農作物は土壌や季節により含有量は変動します。カキなども時期や養殖か天然かで変動しますので、上記含有量はあくまでめやすになります。

上記以外にも様々な食材に亜鉛は含んでいます。

大切なのは多くの食材をバランスよく摂ることです。

亜鉛効果で薄毛は改善できるのか?

亜鉛が髪の毛をはじめ、体の様々な細胞形成に重要な役割をになっていることがわかりました。

亜鉛がないと髪が作れない・不足すると脱毛する

では、AGA(男性型脱毛症)で薄毛の場合、亜鉛をしっかり摂れば薄毛は改善されるのでしょうか?

AGA(男性型脱毛症)が起こる原因

そもそもAGAを引き起こす原因となるのは、5αリダクターゼという酵素とテストステロン(男性ホルモン)が結合しジヒドロテストステロン(DHT)というより強力な男性ホルモンへと進化し、DHT男性ホルモンレセプター(受容体)に結合するとしてしまうと、髪の毛を成長させないよう毛乳頭や毛母細胞へ脱毛因子 (TGF-β)が指令を出してしまいます。

これが理由でヘアサイクルが乱れ、抜け毛が多くなるのです。

なぜAGAになってしまうのか?メカニズムはわかっているものの、なぜそれが引き起こしてしまうのかは解明できていませんが遺伝によるものが強いとされています。

では亜鉛で治るのか?

・髪が抜けてしまうAGAの原因はジヒドロテストステロン(DHT)による指令で起こります。

・亜鉛不足は、たんぱく質がうまく合成されないことで脱毛がおこります。

このように、どちらも別の原因が引き起こす症状になるので、亜鉛とAGAは無関係のように思えます。

しかし、ある研究によると、亜鉛が5αリダクターゼの働きを抑えたというデータも出ています。

ただし、あくまで実験上での結果です。直接人に摂取したものではありません。

なので、亜鉛を摂取したからといって、必ずしも体の中で5αリダクターゼの働きが阻害されるわけではありません。

そのため亜鉛がAGAに効果があるとは断言はできません。

ですが、人体はまだまだ解明されていないことだらけです。

亜鉛はドラッグストアでも購入できるので、薄毛で気になる方は亜鉛サプリなどを試してみる価値は大いにあると思います。

ただし亜鉛がAGAに本当に効くのかどうかはまだ不明な点も多いです。

薄毛をしっかりと治したいのであれば、AGA専門のクリニックで診療してもらうのが1番の近道です。

AGA治療経験者がおすすめするクリニック

 

 

 

 

 

 

コメント

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